作品例
 


我が社の製品は、英国の手工芸品制作の際に用いられる、伝統的な手法である

一体成形という技法を用いて、当社が扱ってきた実際の製品を、

制作時のよもやま話を交えながらご紹介いたします。

ご注文の際の参考にもしてください。

ぎりぎりのバランス
作品例1
左のモチーフは、お客様の3歳の娘さんが選んだものです。
上下に花をあしらえたのは良いのですが、実はこの表札はサイズが小さかったので、そのままでは文字が入りきらないことに。
そこで文字を小さくして取り付け孔の位置を外枠ぎりぎりに寄せてなんとかスペースを確保しました。苦労はしましたが、その分、華やかで可愛らしい作品になりました。
モチーフの反転
作品例2 左の作品のモチーフの原型は本当は馬が左向きなのです。で、本来この表札の型なら表札の上部にモチーフ、下部に文字位置列を入れるのですが、お客様から「どうしても番地が入れたい!」とのご要望が。
番地と名前を一列にすると、どうにもバランスが悪いので、思い切ってモチーフの向きを逆にして置く場所も変更しました。ちなみに全くの逆向きでないのは英国の職人が上手くまとまるようにアドリブを効かせてくれたからなのです。
モチーフの変形
作品例3
左の表札ですが、この野菜のモチーフは、本来正方形に収まるものでした。
ですが、表札の形はオーバル。
それでは両脇が寂しくなります。
ですので、職人にモチーフに合わせて横長にしてもらいました。
オリジナルのモチーフ
作品例4

左の作品はどこが変わっているでしょう?
実はピンクの花というモチーフは、当社が持っていない柄なのです。
お客様が「こんな花を。」と、持参された写真を職人にも送って作ってもらいました。

素材の関係上、写真の色と全く同じにするのは難しかったですが、職人がイメージに近い色で綺麗に仕上げてきてくれました。お客様は気に入っていただけたようです。
さすが職人。

モチーフの強化

作品例5

この表札はかなり大型です。

OV610(610mmX330mm)

上のモチーフの本来のサイズでは小さすぎるので工房にお願いして、花の数を増やして豪華にしてもらいました。
縁取りにはビーズドットという水玉模様。
ビーズドットは比較的小さなサイズ用なのですが職人が上手く調整してくれました。
職人が努力してくれた様子が作品のできばえに現れている自信の一品です。

 

 

同じモチーフですが、サイズ、型によって変形縮小拡大し、サインに適する微調整が可能です。

オーダーメードの強みです。

 

 

その他のサンプル